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色々と苦労したんですね。
御多分に漏れず、ギャンブル的な投機から足を洗うまでに10年かかったそうで、こういった経験があるので今の100億を超える資産と豊かな人格が築けたのだと思います。
また、全般ににじみ出ている竹田さんの考えで共感したのは、 ・基本的には人間というものは利己的であり、それを否定していない。 ・成功は運であり、運は日頃の行動や考え方で開ける。 ・決して自分の実力で世の中を変えようとか、人の心を変えようとは思っていない。 強運学というタイトルですが、特に占いや宗教的でもなく、「自分の欲をわきまえ謙虚な考え方が結果を生む」ということを立証している本です。 逆にいうと、技術的にすぐれていたり、資本力があっても「自分の力で何とかなる」という驕りは運を落とす事を意味しています。 どこの世界でも「教祖」と呼ばれ壇上にたった人の末路は説明するまでもありません。 プロの世界は、実力がつけばつくほど謙虚になるといいますからね。 この本を読んで、改めて進むべき道がはっきりしました。 2006年2月11日 |
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うねり取りとは「単純なやり方」なので、その技法について沢山の解説が書いてあるわけではなく、どちらかというと素人が陥りやすい考え違いを具体例で示してある本のようです。 今回読み返して、今の自分に参考になると思ったところは、 ・資金の90%は残している「小豆相場の基本」のT氏。立花さんも建てても半分(50%) ・売ってから少しでも高値があると「しまった」と言う。その「しまった」を言わないようにならなければ、絶対に株式投資で成功する投資家にはなれない。 ・鏑木先生曰く「小豆で何億も残した人たちに会って共通することは、売買の数量の少ないことですよ」 ・プロでも一年の半分は休んでいる。 満玉張るな、天底狙うな、休みを入れろ という「簡単だけど、出来ないこと」の重要性を改めて考えさせられました。 こんな読み方だから、まだ「素人」なのでしょうけど、また、何年か経って読み返すのが楽しみな本でもあります。 2006年2月6日 |
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普遍的な真理を人間の心理面から考察して解説しているところなど非常に興味深く読みました。
たとえば「継続は力なり」という真理。 ダイエットを決意する人は大勢居ますが、本当にダイエットを継続出来ている人は少ないという事実。 一般的に「動機付け」はあまり重要ではなく「永続」することが重要。 毎朝の歯磨きや、会話をしながら運転するように、自動化されその状態が自分の中で結晶化することが大切と第七章で説明をしています。 目から鱗の内容なので是非読んでみてください。 第二章の人格の特性と対処法の型の調査結果も興味深いです。 投資での成功は、一貫性と計画から離れない能力に関係している ふむふむ、やはり「継続は力」だな。。 今回だけは特例とかいいながら、自分のルールを曲げている人は読んだほうがいいかもしれませんよ(笑) その他グラフ等を沢山書いて感覚を養うという流派がありますが、背景はメタ・コミュニケーションの受信のことなんじゃないかと思ったり、自己を客観的に見る能力、複数の自己の存在など、これだけ投資家自体に目を向け研究している書物は少ないと思います。 本サイトの意義(コンセプト)に有るように、投資と人格形成の相乗効果をわかりやすく解説している書籍であり、個人的には非常に感嘆しました。ちょっと高いですが、読んで損は無い本ですので、是非どうぞ!! 2005年11月27日 |
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投資苑を久しぶりに読み返しました。 当然ですが、書いてあることへの理解は最初に読んだときよりも深くなっています。
指数の解説も勉強になりますが、やはり10章のリスクマネージメントの部分に新しい発見があります。 当時読んだときは「なるほどね( ´_ゝ`)フーン」という感じでしたが、 今は「そうそう!そうなんだよね( ´∀`)」という感じです。 そして、改めて肝に銘じたところを引用すると、 マネー・マネジメントの第一のゴールは、マーケットにおいて自分が生き残ることを確固たるものにすることです。 すなわち、あなたは、トレーディングの継続遂行が不可能になるような事態を招く怖れのあるリスクを回避しなければなりません。 リターンを稼ぐことは第二のゴールで、更に高いリターンは第三のゴールなので、先ずは第一の目標の「生き残ることを確固たるものにする」ことですね。 最近は「満玉いれて放っておけば良い」みたいな、浮き足立った市況ですが、こういうときこそ自分の課題を再認識して気を引き締めなくては! 「一体どれくらいのリスクを取ったら良いのか?」 本には 広域に渡るテストの結果、自己資金の2%までの損ならば長期的なトレーダーのサバイバルを脅かさないことがわかっている との事です。 つまり100万円ならば2万円まで、500万円ならば10万円までが生き残れる負傷(ダメージ)ということになります。 2分割売買の練習の場合、100万円で2万円のダメージとなると、エントリー時に200円以下の銘柄ならば2分割で40万円。 5%逆行でロスカット(LC)執行ルールだと丁度2万円のダメージの計算になります。 「片玉二分の一」入れる場合はLCを4%にすれば計算が合うのかな? しかも変動幅が大きな銘柄ですとLCになりやすいので、大人しい銘柄を選んだ方が練習には良いと思っています。 当然スリッページも低くしたいので流動性リスクの低い東証一部。 株を始めたばかりの初心者は、このような資金管理が実行できないし、読んでも理解できていないかもしれません。よく動く店頭株などを儲かることしか考えないで飛びついてしまいます。 地合が良くて調子が良いときも気を引き締める必要アリですね。 2005年10月8日 |
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ブルベア大賞2004に選ばれた本で、価格も手頃なので読んでみました。 一貫して、知識より実践を重んじており、損切りの大切さもわかりやすく書いてあります。 ギャンブルのような興奮を求めて彷徨っている人には解熱剤になるでしょうけど、きっと薦めてもそういう人は読まないでしょう(笑) そういえば余談ですが、知人で、10年以上株を塩漬けして回復を待っていて、事あるごとに株を勧めた証券会社の営業マンの悪口を言う人がいます。 その人に、良書を貸してあげたのですが、結局半年経って「読む暇が無い」といって戻ってきました。 読む気持ちが無かったようで、余計なお節介だったようです。 自分に問題があると気が付かない、本を読み自分の考えを改めようとか自分を変えようとは思わないようです。 問題は自分の外にあるという人は、まわりが変わるべきだと思って、幸福が訪れるのを待ちぼうけ。木の根に兎が飛んでくるのを待つだけのようです。 そういう人にいろいろとお節介を言うものですから、最近は嫌われ者です(笑) まぁ、この本のように簡潔にまとまっていれば読む習慣の無い人も読むかもしれません。 逆に、色々と林先生の本とかを買って勉強している人にはあたりまえの内容ばかりで物足りないでしょう。 でも、そんな知識がある人も実践出来ないのが相場の難しいところなのかもしれません。 ですので、知識のある方には、ちゃんと実践できているかのチェックとして初心者やこれからはじめる人には正しい基本としてお薦めの本です。 2005年7月23日 |
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宮里藍さんの愛読書としても脚光を浴びた本を読んでみました。 その中でも、光っていた言葉 「ちいさいことをかさねることが、とんでもないところに行くただひとつの道」 なるほど! イチロー選手の偉業も毎日の努力、摂生の結果なんでしょうね。彼が言うと説得力がありますね。 それ以外のメッセージ、特に技術に付いての考え方は野球以外の相場等にも応用できると思います。 興味のある方は是非読んでみて下さい。 2005年5月30日 |
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この中で印象的だったところを引用します。 「やはり勘でしょう。そして、あまり欲を出さないことです。倍にしてやろう、と考えたら失敗します。二割でも三割でも、利益があがった時、スッパリ止めることですね。ツキの波が離れたら、すぐ止める。バクチとは、喧嘩や戦争とおなじで、いつ仕掛けるかではなく、いつ止めるか、です。それを日本では”見切り千両”と云っていますが・・・・」 うーん。。含蓄があるお言葉。 エントリーよりエクジットがやはり難しく、かつ、重要なことを再認識しました。 迷って彷徨えばYesが有ればNoもある。 見切り千両なのか、粘り腰を強くして構えるのか・・ 結局、自分で決断するしか無い世界です。 2005年3月13日 |
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読み応えがありましたが「赤いダイヤ」(上)(下)を読み終えました。
昭和30年位の小豆相場に群がる亡者達の繰りなすドラマですが、とにかく面白い! 時代が変わっても人間の考えることや行動は全く普遍であり、勉強になります。
女性蔑視の表現もありますが、時代を考えれば仕方ないのでしょう。
きっと、相場をやっている方はすでに読まれていることと思いますので、これ以上感想書いても仕方ないでしょうね。
2005年2月28日 |
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昨年末に読んだのですが、楽天では売れ筋との事で、ランクが上がっているようです。 第一章 あなたのまわりのバカ上司 第二章 こんな話し方では異性が離れてゆく 第三章 絶対に人望が得られない話し方 第四章 こんなバカならまだ許せる という過激な章でまとめているのですが、内容は意外に真面目で実際の具体例を交えて解説し、自覚のポイントと周囲の対応方法が具体例毎に示されているのでわかりやすいです。 また、何処から読んでも構わない構成と内容なので気軽に読めます。 特に「バカ上司」章では「いるいる!こういう嫌なヤツ!」と思わず膝を叩いて納得しますが、 「もしかして自分もこうみられているかも?」と心配になったり(汗) もともとこの本の著者は、学生から社会人までの幅広い層で小論文指導をしているなかで感じたことをこの本にまとめたようです。 「話す」内容も「書く」内容も基本は同じらしい。 2005年1月23日 |
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株式売買の本ではありませんが。。
・夫婦間、恋人間に愛が無くなってきたと感じている人 ・今の職場や収入では幸福な生活が送れないと感じてる人 ・株で儲けるには、情報が重要だ。 など、一つでも思い当たるふしがある人。そういう方に是非お薦めしたいのが、7つの習慣 です。 「名著」なので読んでいる方も多くいまさらという感じでしょうけど、読んでない方がいらしたら是非読んでみてください。 私も、正直薦められたときは「まだ読みかけの本もあるし、ビジネス書あまり好きではないし・・」と乗り気しませんでしたが、読み始めて何度も涙を流しました。 ビジネスにも、家庭にも、恋人や友人との人間関係にも勿論株式売買にも 生かせる内容です。 私が相場や色々な経験から最近感じていたこと、わかりかけてきたことも、とても明瞭に体系だって解説されていて感動しました。この先、何度も読み返したいと思っています。 最後に琴線にビーンと来た著者の言葉を 「問題は自分の外にあると考えるならば、その考えこそが問題である。」 (スティーヴン・R・コウヴィ) 2005年1月16日 |
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これで、何度目でしょうか?恐らく5回は読んでいると思います。 読むたびに今まで気が付かなかったことに気付き、感動を新たにしているということは、やはり理解しているつもりで理解していないということです。 P182より『グラフをみて最低で買い、最高で売りたいというのは、実は”理想”ではなく、その人の技術水準が低いからそういう考え方しかできない、というのがほんとうのところなのだ。』 この文章に気が付いたのは今回が初めてなので、やはりなにもわかっていないということだと思います。 後半のM氏の売買譜に対する指摘も理解できた気がしますが、きっと何ヵ月後かに読むと、今は理解できてなかったということになるのだと思います。 どんどん新しい本を買い、読み漁っているのですが、じっくりと繰り返し読んで自分のものにしてゆくことも大事であると痛感しました。 2004年6月27日 |
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もっと前に読めばよかったと思いました。 半分くらいは今まで読んだ林輝太郎氏の本と重複しており、やや新鮮味にかけましたので、かなり初期のころに読めばよかったのかもしれません。 後半の章は初めて目にするような内容が多く、やはり為になりました。 そもそも文学書ではないのだし、面白く読めるかとか文体などは気にしてはいけないことと思います。本の中のひとつのセンテンスでも実際の自分の明日からの行動に結びつき、それが良い方向に向かうなら価値のある本といえます。 そういう意味でこの本からは実際に成功した人の紹介があり、考え方が参考になりました。 たとえば「売買譜で目覚めたD氏」や順張りと逆張りの実行面の解説など。 2004年6月6日 |
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読みきるのに時間がかかりました。 前半の鈴木隆氏の文章は昭和初期の文体でわかりにくいところが多く、漢字も読めないものがあり苦労しました。 しかし、内容的にはまったく古さを感じず、むしろ新鮮でした。 なかでも相場をやる心構えや刺身相場の考えなど、極めた人間だからこそここまで力強くかけるのだと思い、「さすがは良書だ」と感心。林輝太郎氏もこの本の影響をかなり受けているとも感じました。 後半の中村佐熊氏の文章は読みやすいのですが、全体の構成がWebっぽくて、色々な情報が詰まっているという感じで、挿絵や切抜きもアクセントがあってよい感じです。でも、たまに理解できないところも。 相場百話は中村氏の日記のようなもので、83歳に達観するまでの苦労や逸話が為になりました。 本のカバーにも書いてありますが「この一頁1万円」というほど、内容的には2千円は安いと感じました。 この本だけではないですが、良書により取り返しのつかない損失は防げるので、本当に安いものです。はては樹海で自殺した林氏の本のA氏などこういった本を読んで入れば・・と思ったりします。 2004年6月6日 |
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これを読んで初めて酒田新値を理解しました。 今までは大引け値の折れ線グラフを書いていましたが、日足も書いてみようかと悩みだしたところです。
でも、銘柄が多いしすべてを日足グラフで書くのは大変だから止めておこう。 それに別の本には色々なグラフを書くと「感じ方」が統一されないでよくないと書いてあったので、当面は折れ線グラフで行く予定。
この本で新値を数えることでトレンドの確率を高めることが出来ると書いてあり、売り買いのタイミングで悩むときには方針として参考に出来るのでよいと思いました。 2004年5月1日 |
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